私は2011年より、「東日本大震災を忘れない」というメッセージを世の中に浸透させていくため、非営利のボランティアライターとして、メルマガ発行(約150号)、Facebook ページでの発信(約 250 回)、ブログ(約 100 回)などを書き続けてきました。【2015年11月現在】
それまでも商業ライターとして取材執筆など、延べ 1,000 名以上の方の記事作成や執筆のサポートをしてきましたが、この取り組みはその比ではない難しさがあります。
決定的に違うこと。それは、読者である不特定多数の方の中には、実際に家を流されてしまったり、親族を亡くされたり、今も震災の影響を受けながら生活したりしている方がいて、その方々の心情に対して最大限の配慮をしつつも、自分の名前で、自分の想いをきちんと伝えなければいけないということでした。
続けてこられたたった一つの心得とは......。 「スキル」でしょうか。それとも「勇気」でしょうか。いずれも違います。答えは、思い込みにも似た「使命感」です。 でも、私はこの使命感という感覚を最大限に醸成することで、ここまで活動してくることができました。
このブログでは、私がこれまでに実際悩み、葛藤し、一つひとつ身につけてきた使命感を育むエッセンスをご紹介することで、
「自分の意見を発信したいが、誰かを傷つけてしまうのが怖い」
「文章を否定されたことがあり、そのことが忘れられない」
「続けるのは面倒だし、なかなか一歩が踏み出せない」
このような思いを抱いている方々に、不特定多数の方に文章で自分を表現する上で気をつけるべきポイントや一歩踏み出すヒントをお伝えします。